珍島を紹介している本マンガで知る珍島(日本語)私にはこんなマンガをつくる実力ございません。 役場のお偉いさん(郡守=市長になるかな?)が予算をくれんとつくれません。 文化観光課に観光商品係りがありまして、 若い頭が切れる係長が担当してます。 この人は日本の九州、鹿児島に3回訪問したことがあり 珍島産の焼海苔を販売したのでーす。 「珍島の焼き海苔美味しいです。食べてみて下さい」 これを完璧にマスターした係長。 やはり日本を知ると、日本人が何を好むか、その文化に触れて 「これはイケル」という自信からマンガ本発行になったのです。 ところが日本語担当の私はすっかり日本式を忘れ、 右開きを韓国式の左開きにしちゃいました。 読みにくいですが、楽しく珍島を知ることができます。 [2005年2月発行] カツミ先生との出会い 私と作家の小野勝美(カツミ)先生との出会いは1999年の7月だった。 昭和2年の夏、詩人の「若山牧水」が珍島を訪れた。 日帝時代、珍島町長をしていた日本人を訪ねたのであった。 若山牧水の研究をしている小野先生は若山牧水が書き残した 「朝鮮紀行」に珍島の名を見つけ、訪ねてこられた。 <若山牧水!珍島7泊8日の旅>の足跡を私のオンボロ車でくまなく回り、 その体験記を小雑誌にまとめ自費出版した。 <サヤカ>と題するこの小雑誌は、2000年1月(創刊号)をスタートに 珍島だけでなく韓国内のさまざまな内容がまとめられ、 各新聞社と雑誌社に送られた。 これが「三五館」という雑誌社の編集長の目に止り、 めでたく観光案内の本が出来あがった。 <半分は珍島の・・ 半分はそれ以外の地域の紹介・・> でも、まさか、私の名前入りになるとは夢にも思わず本を見た時はノケぞった。 ついでに、この本の「珍島美人ベスト10」に私も入るはずが??? 年齢制限にひっかかり落ちてしまったことを一言、付け加えておく。 「韓国のカツミくんと珍島のケイコさん」出版までのいきさつ ーおわりー [2001年7月発行] 韓国西南部に位置する珍島は、 近年の急激な近代化のなかで農民の生活はすいぶん変化したが、 祖先を敬い伝統を重んじる生活様式は色濃く残っている。 すばらしい自然の珍島は民俗文化の宝庫として人びとを魅きつける。 [1999年7月25日発行] 東京大学の文化人類学、伊藤亜人教授は毎年2ー3回珍島を訪問される。 珍島で伊藤教授を知らない人はスパイと疑われる。 お会いする前は超・超・緊張した。学力のない私には遠い、遠い存在である。 一度は高麗時代の城跡を伊藤教授が案内をするというので同行した。 日本の大学生が約20名ほど・・ 朝から雲行きが怪しく、午後には雨が振り出した。 一行は傘やカッパを準備してたので、驚くことなくそれを使う。 伊藤教授も傘を広げた。でもそこには穴が空いていた。 だいたい傘に穴があったら、傘の役目ははたせない。 でも私はそこで「ホッ」と胸をなでおろした。 その穴は私が今まで接したことない教授という人種に近づける 入り口に見えた。その穴から何とも言えない温かさが流れる。 こうして珍島という島に流れ着いたおかげで 貴重なる人々との出会いをしている私である。 伊藤教授の退任記念に出版された本! 1)朝鮮韓国研究のはじまり p12~38 2)珍島調査研究 p42~152 3)両班の村ー安東 p158~190 ページ数を見ても解るように、 珍島に関する部分が半分をしめている。 開くと左側は白黒写真で、右が文章・・ とっても面白い。 |